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南映タクシーにお任せ下さい。

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「明治日本の産業革命遺産」として鹿児島の3つの施設が世界文化遺産に登録されました

2015年7月、ドイツのボンで開催されている第39回ユネスコ世界遺産委員会において、
「明治日本の産業革命遺産」の審議が行われ、現地時間7月5日15時37分(日本時間7月5日22時37分)に、
世界遺産一覧表に「記載」することが決定しました。

今回記載されたものは、九州・山口地区にある23の施設で、鹿児島県からは集成館事業に関係する
「旧集成館」「寺山炭窯跡」「関吉の疎水溝」の3つが選ばれました。
南映タクシーでは、これらの3つの施設を巡りながら鹿児島市内の歴史に触れて頂けるよう、
観光コースを企画しております。

西郷隆盛や島津斉彬などの歴史上の人物と、これらの施設が共に活躍していた時代。
全ての点がつながり、一本の線になる歴史の旅をお楽しみ下さい。


世界文化遺産の3つの施設について

旧集成館

旧集成館は、1850年代に薩摩藩当主島津斉彬によって建設された工業施設です。
欧米からの脅威に備え、大砲を作るための製鉄施設として海外の技術を取り入れて溶鉱炉が建設されました。
斉彬没後、薩英戦争を経て機械工場や紡績工場なども創設。その後多くの工場が立ち並び、明治時代以降の産業革命を支えるシンボルとなりました。
現在は鹿児島を代表する名所「仙巌園」に隣接されて、当時の様子を伝える施設として多くの観光客が訪れています。
四季折々の花に囲まれ、眼前に広がる桜島をご覧頂いた後は、伝統工芸品の薩摩切子などのお土産購入やお食事もお楽しみ頂けます。

関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)

鹿児島市下田町の山奥にある稲荷川源流に、関吉の疎水溝があります。
関吉の疎水溝は、上記の集成館の設備を動かすための動力源、工業用水としての水源として利用されていました。
集成館の背後にある高台からの落差を利用して約7キロ先にある工場の水車を回すというシステムは、蒸気機関にとって代わるまで使用されていました。
初めて鹿児島を訪れる方には分かりにくいこの場所も、地元の道を知り尽くした乗務員によるタクシー観光ならスムーズにご案内致します。

寺山炭窯跡(てらやますみがまあと)

集成館を見下ろす高台の鹿児島市吉野町の寺山地区に寺山炭窯跡があります。
石炭が採掘されない鹿児島では、工業用の熱エネルギーとして木炭が使用されていました。
炭窯周辺では広大な樫の木などの広葉樹林が広がり、それを用いて作られた木炭は「白炭」と呼ばれる火持ちが良く火力の強いものだと言われています。
当時炭窯は3基築かれましたが、1基のみが現存しています。
当社のタクシー観光では、上記の2つの施設と合わせてご案内致しますので、効率良くご覧頂けます。

世界文化遺産巡りコース

タクシー観光について

・上記ルートは鹿児島中央駅発着の基本コースとなります。出発地点、観光後の送迎先ご希望を承ります。
・関吉の疎水溝、寺山炭窯跡は現地到着後山道を徒歩による移動がございます。予め歩きやすい靴などをご準備下さい。
・旧集成館は上記とは別に入館料が発生致します。
・上記ルートからの桜島観光(約2時間)もございます。どうぞご利用ください。
・観光サービスの延長も承ります。その際は1時間4500円(消費税別)を頂戴致します。